もうひとつの故郷
- 1 日前
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私のアナザースカイは、沖縄県コザ市。
今でいう沖縄市です。
若い頃から海が大好きで、サーフィンやSUPを楽しみ、海とともに過ごす時間を何より大切にしてきました。
早朝から思いきり海で遊び、日が沈む頃には仲間たちと海辺に集まり、波の音を聞きながらお酒を酌み交わす。
そんな時間が、私にとっては何より贅沢な休日でした。
そんな海への想いが募り、今から数十年前、私は沖縄県へ移住しました。
沖縄で最初に降り立ったのが、アメリカ文化と沖縄のローカルな文化が独特に混ざり合う街、コザでした。
そこで私は、沖縄の海だけではなく、たくさんの素敵な人たちとの出会いにも恵まれました。
中でも、私を家族のように温かく迎えてくださった、生粋のうちなんちゅの家族との出会いは、今でも忘れることができません。
「えぇ〜、まだ寝てるの?読谷村には太陽が登らなかったよやぁ?早く食べにおいでぇ」
そんな電話をもらっては、その家にお邪魔して、美味しいご飯を囲み、一緒に島酒を飲みながら三線の音色と方言が飛び交う。
サンセットを眺めたり、離島までカヤックに出かけたり、夕方から朝までビーチパーティーを楽しんだり。
振り返れば、どの思い出にも「海」と「人」がありました。
沖縄で過ごした時間は、私にとって単なる移住生活ではありませんでした。
そこで出会った人たちが、私の人生を豊かにしてくれたのです。
今でも大切な仲間たち、そして温かく迎えてくれたうちなんちゅの家族は、私にとって「第2の実家」であり、かけがえのない宝物です。
沖縄には「いちゃりばちょーでー」という言葉があります。
「一度会えば、皆兄弟」という意味です。
血のつながりがなくても、出会いを重ねることで家族のような関係になれる。
私は沖縄で、その言葉の意味を身をもって感じました。
そして今、あゆみのでご利用者様と接する中でも、ふと沖縄で感じた「人の温かさ」や「人と人とのつながり」を思い出すことがあります。
人は、いくつになっても誰かとの出会いによって支えられ、人生を豊かにしていくものだと思います。
これから先も、たくさんの人との出会いを大切にしながら、笑ったり、支え合ったり、ときには一緒に悩んだりしながら、共に良い歳の重ね方をしていきたい。
私にとってコザは、青春を過ごした場所であり、人生の大切なことを教えてくれた場所。
そして今も心の中にある、もうひとつの故郷です。
デイケアスタッフ 辻田







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