私たちは「フロアデザイナー」として次の5か条を大切にし、互いに切磋琢磨しながら、チーム一体となって確かな信頼と笑顔に満ち溢れるフロアとなるよう努めます。

 

１．「美しさ」のデザイン

　目に写るあらゆる事物の清潔感は言わずもがな、背後にある空間やフロア全体の空気感にも気を配り、整理・整頓・清掃・清潔の維持、習慣化に努めます。“ＱＯＬは細部に宿る”を合言葉に、掃除という基本作業を疎かにせず、掃除は「原点回帰」や「心の美しさ」に立ち返らせてくれる大切な行為と位置付け行動します。

　

２．「いきがい」のデザイン

　「いきがい」は自己肯定感から生まれるものと考えています。この場に足を運んで頂くことになった動機やきっかけ、心身の様子に左右されること無く、「得意」「できる」「任される」「やってみたい」「決めることができる」「情熱がある」「愛される」をフロアに表現することで、ご利用者から「いきがい」と言って頂ける場所となるよう努めます。

　

３．「安心感」のデザイン

　安心感は物で作られるものではなく、人との関係性の中に生まれるものです。スタッフとの関係性、ご利用者同士の関係性、ご家族との関係性、外部支援者との関係性です。丁寧な言葉遣いのみならず、「身振り手ぶり」「表情」「雰囲気」「共感」「分かち合い」「きめ細やかな情報の共有」というあらゆる“対話”を通じて、関わる全ての人々との関係性の中に「安心感」を表現していきます。

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４．「安全性」のデザイン

　安易な“無くす”や“やらない”という手段の選択から生まれる安全は、“生きがい”や“達成感”を奪う危険性をはらんでいます。私たちの考える「安全性」は、“できない理由”を羅列することを良しとせず、スタッフそれぞれの持つ「知恵」と「創意工夫」、「凡事徹底」の精神、「想像力」から生み出される結晶のようなものです。

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５．「信頼感」のデザイン

　私たちは通所介護サービスのサービス提供者であり、ご利用者はサービスをご利用頂く「お客様」です。お客様からの信頼を得るために、基礎ケア技術と着実なオペレーションに裏打ちされる「送迎」「食事」「排泄」「入浴」「活動」「コミュニケーション」サービスを丁寧かつ丁寧に提供します。その上で、「目配り・気配り・手配り」から生まれるプラスワンの付加価値があってこその「信頼感」であると、心に留めます。