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地域社会とつなぐ

  • 2024年6月25日
  • 読了時間: 2分

 こんにちは。作業療法士の森本です。あゆみので働き始めて3年が経ちました。月日が流れるのは早いなぁと思いながら日々仕事しています。その中でもある利用者様との関わりが強く印象に残っており、紹介させて頂ければと思います。


 Aさんは認知症を患っており、その影響で暴言暴力が見られるご利用者様でした。始めはデイサービスの利用も出来ていましたが、症状が酷くなりサービス利用を断られ、また、ご家族様もその状況を相談出来ず社会的に孤立した状態でした。私達が関わり始めた当初も「人に迷惑をかけてしまう」「また断られる」と悲観的な発言が多く聞かれていましたが、「今日は雨ですね」「何かやりたい事は有りますか?」「何処か出掛けたい場所は無いですか?」等、コミュニケーションを重ねていく内に徐々にAさんから返答が見られるようになりました。その後、情動面が少し落ち着きAさんはデイサービスの利用も再開する事ができ、ご家族様も些細な事でも相談してくれるようになりました。


 今回の経験を通して、改めて地域社会とご利用者様を繋ぐ事の大切さを学ばせて頂きました。同時に「地域社会と繋ぐ」と言う事は、単に社会参加や外部サービスに繋ぐだけでなく、「人と人との繋がり」がそこに存在しているのか、その人にとっての本当に大切にしなければならない事が表現されているのか、ではないかと感じる良い機会となりました。


 Aさんは現在もデイサービスの利用を継続する事が出来ておりまた、声掛けに対しても「ありがとう」と笑顔で話してくれる様になりました。ご利用者様のニーズは様々で「ゴルフに行きたい」「麻雀に行きたい」「買い物に行きたい」等多岐に渡ります。これからも地域で働くセラピストとしてご利用者様と地域との繋がりを一つでも増やせるよう精進していきたいと思います。



 
 
 

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